グルグルおせんたく

<一緒に動く2>
詞:林 尚美  曲:上田 浩司

みんなで洗濯物になってグルグル回るよ!
みんなで手をつないでグルグル回ったり、一緒に揺れたり、最後は思いっきり引っ張り合ってはじけちゃおう!

(歌 詞)
グルグル グルグル お洗濯  グルグル グルグル お洗濯
グルグル グルグル お洗濯  グルグル グルグル お洗濯
Tシャツ Yシャツ シマシマシャツ ズボンにパンツにくつした
パパパジャマにママパジャマ みんなまとめてお洗濯
しぼって しぼって しぼって しぼって しぼって…
干して 干して 干して 干して 干して…
全部とりこんで (ハ~!) アイロンかけたら出来上がり! パ~ン!

グルグルおせんたく楽譜1
グルグルおせんたく楽譜2
グルグルおせんたく

・はじめは内側を向いて手をつなぎ、グルグル回ります。手が離れないように意識して、自分からつなぐのがポイント。
・最後は思い切り引っ張り合ってパ~ンと一気にはじけましょう。

<コラム>

友だちと手をつなぐことって、意外と難しい。あまり親しくない人とは普通でも手をつなぎませんよね?手をつなぐって言うことは、相手を受け入れ、信頼するということ。また、相手と協調しようという意識がないと、つなぎ続ける事が出来ません。障がいのある子どもたちの中では、手が汚れていたり、力の調節がうまく出来ないために強く握りすぎたり、弱くてすぐに離れてしまったり、自分の自由にしたくて振りほどいたり、時には相手をひっかいてしまったり…といったことがおこりがち。それが、歌遊びでは、歌の流れによって、いつまでつなぎ続ければいいのか、どういう展開になるのか、見通しがつきやすく、予測をもてる上に、一つの歌を共有し、楽しさを分かち合うことで手をつなぎあえるようになっていくのです。その過程では、どうしても切れてしまうところにしっかりつないでくれる友だちや大人が入ったり、利き手がうまくつながるように配列を考えたりする工夫をします。前の人の肩につかまって歩く電車ごっこの動きも同様です。歩調を合わせて切れないようにつながって行く意識が必要。また、肩につかまられるという事を受け入れる気持ちが大切。これが身についてくると、運動会 の入場行進で子どもたち同士手をつないで歩くことが出来たり、教室移動などで目的に場所まで電車ごっこをしながら行く事が出来たりするようになり、子ども同士のつながりで活動出来る幅が広がっていきます。